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[管理栄養]基礎栄養学実習(1年生)

管理栄養科

2011/11/04

管理栄養科1年、Kさんより

 夏休みの後、入学して初めての前期試験、北里キャンパス見学会があっという間に終わり、いつの間にか肌寒くなりました
そして、いよいよ後期の授業が始まりました。今回はその一つ、「基礎栄養学実習」の様子を紹介します。

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 「基礎栄養学実習」は、五大栄養素の構造と機能を実験により理解する科目です。
講義だけでは十分に理解することは難しいですが、実際に自分自身の五感で体験し確かめることで理解を深めるために行います。
初回はオリエンテーションで実習のスケジュールや心構えの指導を受けました

次の週から、2週間に渡り血糖値の測定について実習しました。

1週目の実習では、経口ブドウ糖負荷試験として「トレーラン」というブドウ糖液を飲用して血糖値を測定し、変動を自分の目で確かめました。
2週目には、ご飯またはご飯と納豆を食べて、デンプン質食品摂取時と、デンプン質食品と納豆摂取時による血糖値の変動を測定し観察、比較しました。


 実験では、前の食事から10時間以上絶食をして、授業が始まったらすぐにブドウ糖液を飲用して30分ごとに2時間後まで血糖値を測定しました。
2週目にはブドウ糖液の代わりにデンプン質食品を食べて測定しました。測定にはセーフティーランセットという穿刺針を指先に刺し、ごく少量の血液を血糖測定センサーに付着させて血糖を測定します。(写真は測定器にセンサーを取り付けているところです。)

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 初めて測定する時は “チクッ”としてやはり少し痛かったです
あちこちから“イタッ!!”という小さな声が聞こえていました。
それでも、自分の血糖値を時間を追って測定する機会はなかなかないので、みんなとても真剣に取り組んでいました

 
 最後に、ブドウ糖負荷試験とご飯食での血糖値の変化をグラフにしました。グラフはエクセルで作ったのですが、前期のコンピュータ入門で勉強していたので、スムースにまとめることができました

 
 講義と並行して実習が進むので、学んだことが体験で確かめられます。
逆に実習したことを講義で裏付けられて知識が深まることもあり、とてもよく理解できる授業です  


 これから他の授業で勉強したことも、だんだん結びついておもしろくなってくるかと思うととても楽しみです。 (^_^)v

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